グーネット|株式会社プロトコーポレーション
株式会社プロトコーポレーションが運営する中古車販売情報サイト。「カーといえばグー!」でお馴染みのクルマ情報誌 「グー」のweb版としてスタートし、中古車の検索から試乗予約までをweb上で完了できることから、幅広い世代で根強いファンに支持を得ています。
ダイナミック広告に特化した広告運用サービス「Feedmatic」 をご利用いただいている株式会社プロトコーポレーションの蠣﨑様と大田様にダイナミック広告で実施している施策や運用体制、改善とその結果についてインタビューをさせていただきました!
ー グーネットのマーケティングについてお聞かせください。
中古車情報サイト「グーネット」は、インターネット黎明期の1996年にサイトをオープンしました。
サービス開始当初から、中古車情報雑誌「グー」の根強いファンに支えられ、現在ではWebで中古車の検索からオンラインでの来店・試乗予約まで一気通貫に完結できるようになるなど、ユーザーの中古車探しを安心・便利にするサービスとして日々、改善を繰り返しております。
Webマーケティングの施策に関しては、過去の成功事例に囚われず、新しいテクノロジーやサービス・広告媒体を積極的に試していくことを心掛けており、ダイナミック広告についても日本に上陸してすぐに、フィードフォースさんからご紹介いただいたことがきっかけで広告配信をしており、現在まで支援いただいています。
ー マーケティング施策において、ダイナミック広告はどのような位置づけですか?
ダイナミック広告と中古車サイトは非常に相性が良いと感じています。中古車探しは人によって様々なニーズがあり、「どのような車を、誰に、どのタイミングで」レコメンドしていくかが重要になるからです。
具体的には、メーカー、車種、ボディタイプ、年式、走行距離、など、1台1台、機械学習を進めながら広告をパーソナライズし、どのタイミングでレコメンドしていけばいいのか、広告エンジンに任せられるのが便利ですね。現在、効果もいいので今後も施策として続けていきたいと考えています。

ー ダイナミック広告の運用開始時に課題だったことは何ですか?
車離れが進む自動車業界で、広告を通してどのように新規顧客にアプローチをするか
マーケティング全体の課題は、若年層の車離れが進んでいく中で、どのように新規顧客を獲得していくかという点でした。
現在、会社全体としても新規顧客獲得に力をいれており、テレビCMでは若い女優さんを起用して、車を持つイメージが持てていない若年層の方に、車を利用した旅行や普段のドライブなど、車を所有するライフスタイルを広告に落とし込み、訴求・喚起を強化しています。
技術アップデートが早いダイナミック広告、情報のキャッチアップが困難に。
また、もう一つ課題だった点は、広告媒体のアップデート情報のキャッチアップが追いつかないこと、データフィードの技術的な対応が難しく、効果改善のノウハウが社内になかったことでした
最近はダイナミック広告が一般的になり、自社で運用している媒体もありますが、それでも広告媒体の機能アップデートのサイクルは非常に早いため、フィードの修正など技術的・リソース的に対応しきれない部分も多く、すべてを社内で行うのではなく、スピード感が求められたり、様々な事例をベースとした知見が必要となる領域においては、専門の代理店に依頼する方が効率が良いのではないかと考えていました。

ー 広告運用サービス「Feedmatic」を通して可能になったことは何ですか?
ダイナミック広告の新規獲得メニューを通して、効率的に新規顧客の獲得が可能に
Feedmaticを通して可能になったことは、今まで獲得できていなかったオーディエンスにダイナミック広告を通してリーチできた点です。
グーネットのマーケティング全体の方針として、顕在層ユーザーへの獲得プロモーションを縮小傾向に、潜在ユーザーへのリーチ拡大を強化する流れにシフトしていますが、現在広告配信中のInstagramのような若年層が集まるプラットフォームや、Webでは反応がない方にもアプローチが可能なLINEに配信することによって、新しくリーチできるオーディエンスが増えていきました。
他の広告媒体とオーディエンスの被りが少なく、課題であった若年層へのアプローチもできるため、今後もさらに効果を改善しつつ配信量を増やしていきたいですね。配信当初、Instagramの世界観に合わせてどう広告を出せばいいか?というのは社内だけでは判断しきれなかったですが、フィードフォースさんの知見で最適にグーネットの世界観を表す形に配信いただけたので、助かりました。
広告媒体の機能アップデートや新サービスをタイムラグなく導入し、施策を実行
また、各広告媒体の新機能リリースやアップデートに素早く対応できるようになったことも大きな改善です。
最近では、日本に上陸したばかりの成果報酬型広告「RTB HOUSE」の配信も開始しており、見積もりといったファネルの最下部にいる質の高いユーザーが獲得できている状況で、RTB HOUSEならではのユーザーに配信できている印象です。
ダイナミック広告成功の近道は、「データフィード最適化と運用調整を一気通貫で行うこと」、というのは有名な話かと思いますが、Feedmaticでは日々の入札調整だけでなく、新機能のキャッチアップから導入、データフィードの細かな改修もスピーディーにして頂けています。以前までは、多くの時間を使って広告管理画面とにらめっこしながら運用調整をしていましたが、その時間がなくなり社内のリソースにも余裕が生まれたことで、新たな企画業務にも力を入れられるようになりました。
その他、長くお取引させていただいている理由として、ダイナミック広告の幅広い知見だけでなく、配信ターゲティングやクリエイティブの改善など幅広くご提案をいただけている点で、提案力も非常に高いため先進的な取り組みを多くできていると感じます。
ー 今後のマーケティング施策の展望を教えてください。
引き続き、CPA偏重の広告配信を脱し、若年層を含めた新規ユーザーの獲得に力を入れていきたいと思っています。
広告媒体のオーディエンスデータや機械学習を使いこなしながら、フィードフォースさんの知見を元に新規ユーザー獲得に効果的なクリエイティブやレコメンド方法を一緒に考え、新しい施策をより増やしていきたいですね。
具体的には、グーネットのユーザー属性や行動の特徴をつかんだ、顧客視点を忘れない広告運用を実現していきたいですね。そのために、商品データを活用してどういった広告訴求をさせていくのがいいか、他の代理店さんではできない分野でもある広告運用だと思うので、より一緒に研究していきたいです。
最新の広告メニューや機能アップデートはキャッチアップするだけでも大変ですが、フィードフォースさんがいいパートナーとして頑張ってくれているので助かっていますし、今後もいいお取り組みを増やしていきたいなと思っています。
