こんにちは。フィードフォースで広告運用コンサルタント兼チームリーダーをしている牧之瀬です。

私事ですが、約3年間フィードフォースでメンバーとして業務に従事しておりましたが、2021年6月よりチームリーダーに就任しました。

私のチームでは”どうすればクライアントの売上を伸ばせるか”を念頭において日々動いています。

本記事では、私のチームで目指している姿や、実際にチームで実践している取り組みをご紹介します。

本記事を通して、Feedmatcチームの働き方やクライアントへの向き合い方について少しでもお伝えできればと思います。

チームで目指している姿

私が所属するFeedmaticは、コンサルティング型広告代理事業を展開しています。

データフィード広告をはじめとした運用型広告を軸に、クライアントの事業理解にもとづいた広告戦略の提案・実行・改善を日々行っています。

さて、Feedmaticには3つの広告運用チームが存在しています。

各チームリーダーが4人程度のメンバーをフォローし、チームの目標や活動に関してはチームリーダーに裁量を委ねられています。

そのうちの1つである私のチームでは、「クライアントの事業成長にコミットする」ことを目標に掲げています。

事業成長にコミットできている状態とは具体的に下記の3つが達成できている状態を指します。

  1. クライアントの事業を伸ばすための戦略、戦術を考えられている
  2. クライアントのKPIを達成できている
  3. 1と2の結果としてクライアントの事業が伸びている

ここからはクライアントの向き合い方と、1社でも多くのクライアントの事業成長にコミットするためのチームの取り組みを紹介します。

一気通貫制のメリットとデメリット

Feedmaticには大きな特徴があります。

それは、1人のコンサルタントが広告運用から改善施策の実施、日々のクライアントとのコミュニケーションまで実施する一気通貫制を取っている点です。

Feedmaticと一般的な広告代理店との違い

上図の通り一般的な広告代理店では、窓口担当、運用担当、入稿担当など分業制を採用している広告代理店様が多いです。

分業制を取ることで目の前の業務に集中でき、数多くのクライアントを担当できるメリットがあります。

しかし、分業制は1つのクライアントに関わる担当者が増えることで社内コミュニケーションが増加し、対クライアントのコミュニケーションスピードが落ちるデメリットがあります。

そこで、Feedmaticチームでは1人の担当者が広告戦略の立案から広告成果の改善まで担当する一気通貫制を採用しています。

一気通貫制の主なメリットは、コミュニケーションロスが少なくスピード感を持って施策に取り組める点や、責任の所在が明確なため成果にコミットしやすい体制などが挙げられます。

1人の担当者が多くの業務をこなすため担当できるクライアント数は制限されるものの、スピード感と責任を持って、クライアントの成長をご支援できることがメリットです。

しかし、一気通貫制も万能ではなくデメリットもあります。

それは、一人ひとりのコンサルタントがそれぞれクライアントと向き合っているため、自身が担当しているクライアントとのコミュニケーションに閉じてしまうことです。

コミュニケーションが閉じてしまうと、実際の広告運用の現場で得たナレッジがチームにシェアされない、担当クライアントの状況が第三者から把握しづらいなどの問題が発生します。

一気通貫制はスピーディに施策を実行できるものの、自分が担当しているクライアントに集中するあまり、担当外のクライアントの成果や知見をキャッチアップづらい点が大きな課題です。

私自身、入社当時はクライアントワークやデータフィード広告の運用を実施するのが初めてでした。

そのような状況では社内外を問わず積極的に情報に触れることで知見を深めてきました。

この経験から、私のチームでは広告運用の現場で得た学びや広告運用の状況を積極的に共有し合い、個人の能力を高め合う取り組みをしています。

チームで情報を共有し合う

情報が集まり相談ができる環境こそチームが存在している理由

一気通貫のデメリットを抑えつつメリットを最大限活かすために、私のチームでは、「有益な情報をチーム内で対流させること」を最優先にチームでの取り組みを実施しています。

有益な情報とは、各クライアントで成功/失敗した施策、実際にクライアントからいただいたフィードバック、広告媒体の担当者からいただいたTipsなど、クライアントの事業成長の貢献につながる情報を指します。

なぜなら、それぞれのメンバーが得た知見を対流させられれば、チームとしての学びがチームのメンバーの数だけ増加するからです。

例えば、1人が向き合っているクライアントは仮に2社だったとしても、3名のチームだったとしたら6社分、4名のチームだったら8社分のノウハウや情報が対流することになります。

その対流した情報の中には個人の視点・考えだけでは至らなかった内容だったり、自身が担当しているクライアントの事業を成長させるためのキッカケが眠っている可能性があります。

対流した情報から気付きが生まれ、アイディアとなり、施策を実施していくことができれば、1社でも多くのクライアントの事業成長につながると考えています。

そのため、私のチームでは”情報を対流させること”を最優先に考えて取り組みを実施しています。

情報を対流させる
実際にチームに展開した資料(一部)

情報を対流させるために取り組んでいること

最後に”クライアントの事業成長に向けてプラスになる情報を対流させる”ために実際に私のチームで取り組んでいる内容の一部をご紹介します。

クライアントの改善案を共有し合う会

広告配信しているクライアントの中から一社選び、改善点の洗い出し解決策の相談を実施しています。

改善に向けて困っている時やより広告成果を伸ばしていきたい場合など、チーム全員で案をもちよりアイディアの出し合いをしています。

この取り組みは、知見の共有や新しい知識のインプットを目的に毎週開催しています。

Good&New

直近の業務を振り返り、気付きや新しい学びを共有する取り組みです。

業務ベースでの困りごとの相談や業務効率の改善に便利なツールなどの情報も得られます。

自身の業務の進め方が改善できればクライアントに向き合う時間も増えるため、必要な情報と考えています。

チームで開催している朝会内で週2~3回程度の頻度で開催しています。

クライアントとの打ち合わせ振り返り会

Feedmaticでは多くのクライアントと月1回以上打ち合わせを実施しています。

その際に学んだこと、クライアントからフィードバックいただいた内容などを共有する機会を月1回、月末に開催しています。

打ち合わせ資料の改善点や、実際に上手くいった施策などの共有がなされています。

アウトプット者は自身の打ち合わせの振り返りができ、アウトプットを聞く側は実際に打ち合わせに参加いただくクライアントの気持ちを知るキッカケにもなるため、継続していきたい取り組みの1つと考えています。

まとめ

私のチームで実践していることをご紹介しました。

チームが始動してから約4ヶ月が経過していますが、「クライアントの事業を伸ばすためには何ができるか?」の視点での会話が増えるなど徐々に変化が見られています。

現在チームで実践していることを中心にご紹介しましたが、今後もチームで取り組む内容をブラッシュアップし、よりよい情報が多く対流するようなチームを目指していきたいと考えています。

本記事を通して少しでもFeedmaticのことや、中の人が実際にどういう働き方をしているのかを知っていただくキッカケになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。