こんにちは!
フィードフォースで広告運用コンサルタントをしている 中嶋果歩 です。

2020年より、Googleファインドキャンペーン(以下ファインド広告)が全世界で利用可能になりました。

皆さんもGoogleの検索画面(Discover面)や、YouTubeのホーム画面で広告が表示された経験をお持ちではないでしょうか。

今回はGoogleの新定番と言われつつある「ファインド広告」について、その特徴や目的別の活用方法をご紹介していきたいと思います。

ファインド広告とは?

Googleファインドキャンペーン(ファインド広告)とは、Googleプラットフォーム上のDiscover、YouTube 、Gmailに配信できるGoogleのディスプレイ広告です。

配信面がすべてGoogle上のため、ターゲティング精度が高いと言われています。

新しい商品やサービスの情報にユーザーが関心を示しやすいタイミングを捉えて、多くの見込み客に関連性の高い広告を表示できます。

Googleファインド広告全体でアプローチできるユーザー数は月間30億人にものぼるとされています。

https://support.google.com/google-ads/answer/9176876?hl=ja

ファインド広告が配信される場所は下記の5種類です。

  • Google Discover
  • YouTubeホーム画面
  • YouTube次のおすすめ画面
  • Gmailプロモーションタブ
  • Gmailソーシャルタブ
Google ファインド広告
(画像引用:https://support.google.com/google-ads/answer/9904013?hl=ja&ref_topic=10307857

Google Discoverとは、Google公式アプリやスマートフォンのブラウザでGoogleを開いた際、トップ画面のユーザーに合わせたコンテンツが表示される部分を指します。
検索バーの下部にあるため、何かを検索しようとした際に必ず目に入る場所となっています。

ファインド広告が表示される場所のそれぞれの使用場面に着目すると、情報の検索や、動画・メールの閲覧など、ユーザーがコンテンツを通じて情報を得ようとしているタイミングであることが分かります。

ユーザーが情報を得るための行動をしているときに、Googleのユーザー特性を把握する技術力・情報量を活かしてユーザー一人ひとりに合わせた訴求ができる広告。それがファインド広告なのです

ファインド広告のメリットとは?

もっとファインド広告を知りたい!という方に向けて、ファインド広告の具体的なメリットをご紹介します。

メリット①:Googleだからこそできる精度の高いターゲティング

上記でもご紹介したように、ファインド広告の配信面はすべてGoogleというプラットフォーム上にあります。

そのため、Googleアカウントにログインしているユーザーの検索履歴や閲覧履歴を学習データとして蓄積できます。

つまり、今制限されつつあるCookieに頼らずともユーザーの興味・関心を学習として蓄積でき、Googleプラットフォーム上で精度の高いターゲティングを実現可能です。

メリット②:これまでリーチできなかったユーザーにアプローチできる

ファインド広告のターゲティング設定の一つに「カスタムインテント」があります。

すでにGoogleでディスプレイ広告を行っている方は聞きなじみのある言葉かもしれませんが、ファインド広告とディスプレイ広告ではその内容に少し違いがあります。

そもそも、カスタムインテントとは、ユーザーの興味関心をもとにターゲティングすることを指します。

Googleディスプレイ広告では、キーワードやURL、アプリ、YouTube コンテンツを指定して独自の購買意向の強いユーザー層を定義し、ターゲティングする機能として設定されています。

一方、ファインド広告のカスタムインテントでは「直近でユーザーが Googleで検索した語句」をもとにターゲティングが可能です。

そのため、これまではアプローチができなかった「検索はしているが、サイト来訪には至らなかったユーザー」にピンポイントでアプローチが可能となります。

上記2つは、Google上のみの広告配信だからこそできるメリットになります。

メリット③:カルーセル表示対応で幅広い訴求ができる

カルーセルを使用したファインド広告
([ファインド カルーセル広告]形式のクリエイティブ例 画像引用:https://support.google.com/google-ads/answer/9904013?hl=ja

ファインド広告では、複数枚の画像を横並びで表示する表示形式 [ファインド カルーセル広告] を選べます。

そのため[ファインド カルーセル広告]では、表示される順番を工夫してストーリー性を持たせたり、一度に複数の商品の訴求が可能です。

[ファインド カルーセル広告]形式のクリエイティブはカルーセル部分と固定部分の要素で構成されています。
カルーセル部分には、使用する画像ごとに、それぞれ遷移先URLと見出し、行動を促すフレーズ の設定ができます。
固定部分には、見出し・説明文の設定が可能です。

また、 [ファインド カルーセル広告] のほかに複数の画像、見出し、説明文を設定した場合に成果が良いと予測される組み合わせが選ばれ、自動的に生成される [ファインド広告] という表示形式もあります。

ファインド広告でできないこと

ここまでファインド広告のメリットについてご紹介してきましたが、ファインド広告にはできないこともいくつかあります。

配信面の指定

YouTubeのみ、Gmailのみといったような配信面の選択はできません。

デバイスの指定

デバイスに関しても、デスクトップのみ、モバイルのみの選択はできない仕様になっています。

コンテンツターゲット

広告の配信先はGoogleフィード上のみのため、関連性の高いサイトを指定するコンテンツターゲットは行えません。

ファインド広告はこんな方におすすめ!

すでにGoogleの他の広告で成果を出している(CVするユーザーの情報がたまっている)

ターゲティング精度を最大限に活かすことを考えると、すでにGoogleで他の広告を行っていて、「どのような検索語句がCVにつながるのか」、「どのようなユーザーがCVにつながるのか」のデータを持っている方には向いているメニューと言えるでしょう。

見込みの高い新規顧客にアプローチしたい

ファインド広告では、Google上のユーザーデータをフル活用したターゲティングができるため、見込みの高い新規顧客に、新しい情報を求めている見込みの高いタイミングで画像を使ったディスプレイ広告によるアプローチが可能です。

そのためGoogleで他の広告を行っていない場合でも、新規顧客を獲得する立派な手段となるでしょう。

ファインド広告を活用するための3つのポイント

最後に、ファインド広告を出稿するうえでの3つのポイントをご紹介します。

ポイント1:デバイスや配信面に関わらず、ユーザーに訴求できるクリエイティブを作成する

先ほどご紹介したように、ファインド広告ではデバイスや配信面を選択できません。
そのためどのような配信先でもユーザーに訴求できるよう、画像フォーマットは複数用意するなどの工夫を行いましょう。

ポイント2:広告の見出しは完結で魅力的に、説明文は最初に重要な要素を設定する

配信されるフォーマットによっては、説明文が表示されない可能性があります
そのため、見出しだけでも内容が伝わるような訴求を心がけましょう。

また、説明文が冒頭部分だけに省略される場合もあるので、説明文内の重要な要素は冒頭に置くようにするといいでしょう。

ポイント3:拡張機能を適切に使用する

リマーケティングを使ってサイト来訪済みユーザーにアプローチする場合は、拡張機能をオンにして類似ユーザーまでオーディエンスを拡大すると効果が上がるかもしれません。

ファインド広告のターゲティング精度を活用して、効果の最大化を目指すのもいいでしょう。

まとめ

今回はGoogleのファインド広告についてご紹介しました。

Googleの学習機能を活かして、幅広いユーザーにアプローチできる広告になっているのでぜひ活用してみてください!