こんにちは!Feedforceの広告運用コンサルタントをしている夏目ひかるです。

サードパーティCookieの取得がむずかしくなっている今、Facebookプラットフォーム上でフォーム入力によるリード獲得が完結するFacebookリード獲得広告が、再び注目を浴びています。

Facebookリード獲得広告とは

Facebookリード獲得広告は、多様なFacebook広告の目的の中の1つです。

広告クリック後に資料請求や問い合わせ、メールマガジンの購読、イベント参加などの入力フォームに直接遷移させ、そのまま申込を完了できる広告です。

そのため、クリックやページ回遊などを短縮させ、リード獲得につなげられます。
また、ユーザーのFacebook アカウントの情報がフォームの入力欄に自動的に入力されるため、ユーザーの手間を最小限にし、リードを獲得できる優れた広告です。

Facebookリード獲得広告のしくみ

広告をクリックし、Facebook広告内のインスタントフォーム*に遷移します。
そこでフォームを送信すればコンバージョンとなります。

その後、取得したユーザー情報はfacebookビジネスマネージャーに送信され、ダウンロードしたり、MailchimpやSalesforceなどのCRMシステムにリンクし、蓄積できます。

Facebookリード獲得広告のしくみ
TIPS

※ インスタントフォームについて

インスタントフォームは、目的が「リード獲得」の広告にのみ利用できます。
利用者が広告をクリックすると、フォームに促され、入力を完了して送信すると、コンバージョンとなります。

FacebookやInstagram外に遷移することなく広告を通じてリーチしたユーザーの情報を取得できる点が特徴です。

Facebookリード獲得広告
画像引用:Facebook(※本画像は静止画です。公式サイトでは動画でご確認いただけます)

インスタントフォームでは、定形質問のほかに、カスタム質問の機能を利用して、自社オリジナルの質問を設定可能です。
インスタントフォームは合計15件の質問を設定できます。

Facebookリード獲得広告の特徴と導⼊のメリット

特徴

Facebookリード獲得広告
Facebookリード獲得広告:広告からフォーム送信までのフロー
  • Facebook 上に登録済みの情報(名前、メールアドレスなど)が自動的に入力されるため、⼿間を省略し、離脱を抑えられます。
  • ⼊⼒フォームには、ユーザーがフォームから応募した後、どのような情報が提供されるのかを説明する「コンテキストカード」が設定できます。コンテキストカードの内容が適切であれば、獲得数だけでなく、リードの質も高まります。
       ex.) メルマガ︓テーマや内容 など
  • カスタムの質問を設定できます。
       ex.) ご希望の来店⽇時 など
  • 動画やカルーセル形式の広告も活⽤可能です。

導⼊のメリット

① iOS14.5の影響を受けない!シグナルロス対策

iOS14.5のアップデート や ブラウザのクッキー利⽤制限など、シグナルロスの問題に対応できるため、今再注目されています。

具体的には、Facebookプラットフォーム上でリード獲得(CV)まで完結するため、計測・最適化が有効に機能します。

今話題のiOS14.5以上のユーザーデータ(名前、生年月日、メアド…etc)取得に関する問題はサイト上での話しであるため、リード獲得広告はこの影響を受けません。
⼀⽅で従来のコンバージョン⽬的配信はiOS14.5以上のユーザーデータ取得問題の影響を受けてしまいます

iOS14.5以降のシグナルロス
iOS14.5以上のユーザーデータ取得に係る影響

② タグ設置が不要!配信準備の手間が掛からない

①で記載したiOS14.5のシグナルロスの影響を受けないことにも繋がりますが、Facebookリード獲得広告はピクセルIDもタグ設置も不要です。

タグ設置をしなくても、簡単に商品やサービスに興味を持つユーザーを見つけて、ユーザー情報を取得できるようになります。

③ 自動でフォームにユーザー情報が入力される

Facebookに登録しているプロフィール情報(指名、アドレス、電話番号など)が自動でフォームに入力され、ユーザーの入力の手間を省いてくれます
フォームにいちいち情報を書き込まなくていいので、ユーザーのストレスや負荷が少なく済みます。

④ CVまでの導線短縮により離脱を防止

通常のスタティック広告やダイナミック広告と異なり、フォームページに直接遷移させるためユーザーの離脱を防げます。

⑤ 通常広告とオーディンスが被りにくい!新規ユーザー層へのリーチ

コンバージョン⽬的など、他の配信と異なるユーザー層へアプローチ可能です。

アパレルECサイト様を例に考えてみます。

商品購入を目的とした広告施策の他に、新規会員登録やオンラインイベントの集客、カタログの申込などのリード獲得広告を活用することで、サイト全体の流入数やコンバージョン増加に繋げられます。

Facebookリード獲得広告新規ユーザー層へのリーチ

⑥ 実際のサイトフォームのABテストができる

Facebookリード獲得広告のフォームの内容は簡単に変更できます。
ユーザーの離脱率を改善するための検証を、まずは手軽にできるFacebookリード獲得広告で実施してみるといいかもしれません。

リード獲得広告における活⽤⽅法(業界・目的別)

下記のような課題を抱えている場合、リード獲得広告で解決できるかもしれません。

Facebookリード獲得広告で解決できること
Facebookリード獲得広告業界別活用例
Facebookリード獲得広告における活⽤例(業界・目的別)

Eコマースでも、新規会員の獲得をCV目的として広告配信する場合、Cookieレスの影響をあまり受けずに配信可能です

リード獲得広告で取得できる情報

⼊⼒フォームで取得できる情報は以下の通りになります。ユーザー情報に加えて、カスタム質問を最⼤3つまで設定できます。

Facebook上に既に登録されている情報は, 事前に⼊⼒済みの状態で表⽰されます。

定型質問

  • ユーザー情報
    • メールアドレス
    • 氏名
  • 連絡先欄
    • 電話番号
    • 郵便番号
    • 都道府県市区町村
    • 番地
  • 利用者層の質問
    • 生年月日
    • 性別
    • 配偶関係
    • 交際ステータス
    • 軍のステータス(兵役経験)
  • 勤務先情報
    • 役職
    • 職場の電話番等
    • 仕事用メールアドレス
    • 会社名

カスタム質問

Facebookリード獲得広告 カスタム質問

設定できること

ターゲティング

年齢、性別、言語、地域、興味関心オーディンス、リターゲティングやコンバージョン拡張などのカスタムオーディンス。通常の広告と変わりません。

また、広告の最適化ポイントに『リード』と『コンバージョンリード』があり、どちらかを選択できます。

リードリードをできるだけ多く獲得できるように広告が配信されます。配信対象が多くなり、多くのユーザーの目に触れます。
コンバージョンリードコンバージョンにつながる可能性が特に高い
リードを獲得できるように広告が配信されます。

配信面

Facebook、Instagram、Audience Networkに配信がされます。
通常の獲得目的広告と異なり、メッセンジャーには配信がされません。

クリエイティブ

広告フォーマットのタイプは、カルーセル、静止画、動画、ダイナミックになります。

詳しい画像の規定については下記ヘルプをご確認ください。

ダイナミック×リード獲得広告で質の高いリード獲得に繋げる

一般的には静止画や動画を用意することが多いですが、ダイナミック×リード獲得広告も可能です。

ダイナミック×リード獲得広告
画像引用:Facebook(※公式サイトでは動画でご確認いただけます)

広告の仕組みや仕様は変わりませんがクリエイティブが異なります。

データフィードを活用し、ユーザーが閲覧した商品に最も近しい商品画像を広告に反映します。

ダイナミック広告を掛け合わせることで、関心度の高い商品で訴求できるため、より質の高いリードの獲得につながります。

Facebookリード獲得広告の事例

Facebookリード獲得広告の事例

上記は、保険会社の事例ですが、ECサイト様でも活用いただけます。
活用例としては、新規会員登録、オンラインやオフラインでのイベント集客、カタログの申込などがあげられます

Feedmaticサービス資料ダウンロード

まとめ

Cookieレスの影響を受けないFacebookリード獲得広告は今後大きな強みとなる広告と言えます。

BtoBの印象が強い広告タイプですが、使い道は様々でBtoC企業様(EC含む)でも活用でき、さまざまなシーンでビジネスをサポートできます。

特にiOS14.5の影響でコンバージョンが減少してしまったなど課題がある場合には、リード獲得広告の検討をしてもいいかもしれませんね。