こんにちは、フィードフォースで広告運用コンサルタントをしている山口です。

みなさんはFacebookダイナミック広告を活用したことはありますか?

ダイナミック広告はデータフィードと連携した広告運用が必要です。
弊社の実績としてもデータフィードの整備をはじめとした改善施策を継続することで、高い費用対効果を得られることが多いです。

今回は、弊社で支援実績の多いアパレル企業様の中から、Facebookダイナミック広告を運用した際の成功事例をご紹介します。

オーバーレイ機能の追加でCTRが+19%上昇

<クライアント様>

大手ファッションECサイト(※購入年齢層:10-45歳女性)

<改善施策>

ECサイトで開催されるSALEの開催と合わせて、SALE訴求のオーバーレイ機能を商品画像上に表示して配信しました。

オーバーレイ機能を適用する以前にもSALE期間は、広告文でSALE訴求をするなど効果検証を繰り返してきました。

広告文をSALE訴求に変更することでCTRやCVRがわずかに上昇することはありましたが、SALE訴求の前後比較で1ポイント以上数値が上昇することはありませんでした。

そこでオーバーレイ機能 ※を活用しました。

Facebookダイナミック広告オーバーレイ機能
Facebookダイナミック広告 オーバーレイ機能イメージ(セール画像)

※オーバーレイ機能とは、画像の上に別の画像を重ねて表示する手法です。オーバーレイ機能などFacebookダイナミック広告だからこそできるクリエイティブ作成の手法については以下の記事をご覧ください。

<成果>

オーバーレイ機能の実施でCTRは+19%の上昇、CVRは+1%上昇しました。

改善の要因としては、Facebookは画像をメインとしたSNSであり、広告文よりも画像を中心に見ているユーザーが多いためと想定しています。

※オーバーレイの反映は、Facebookのみとなりますため、ご注意ください。

<対応手順>

  1. オーバーレイ用のクリエイティブを用意
  2. 広告管理画面の「広告」にある「クリエイティブツール」をクリック
  3. Creative Tools>フレームを選択し、画像の選択を「カスタム」に設定
  4. 「画像をアップロード」というボタンがあるので、対象の画像をアップロード
  5. 画像のサイズや位置を修正し、更新

インタレスト配信で新規顧客獲得のCPAが48%改善

<クライアント様>

・大手ファッションECサイト(※購入年齢層:10-45歳女性)

<改善施策>

配信中のCV拡張配信と並走して、インタレスト(興味関心)配信を行い、どちらが新規顧客の獲得効率が良いのかの検証を実施しました。

以前より、Facebook経由でCVしたユーザーの拡張配信を、新規顧客の獲得目的で行っていましたが、CVの内訳は既存ユーザーが大半を占めており、課題を感じておりました。

そこでインタレスト配信を実施しました。

<成果>

実施から3週間後、CV拡張配信の新規顧客の獲得CPAは¥9,192に対し、インタレスト配信の新規CPAは¥4,428の着地となりました。

(※配信の年齢や性別、除外設定はともに同じ設定で配信してます。)

インタレスト配信は2,200万人とCV拡張配信のオーディエンス量と比較して450倍もありました。そのため、CTRは低下するものの、配信ターゲットとなる新規ユーザーの数が圧倒的に多く、成果改善に繋がったと想定しております。

配信面を自動配置に設定し新規顧客の獲得CPAが25%改善

<クライアント様>

・大手ファッションECサイト(※購入年齢層:25-54歳女性)

<改善施策>

配信面ごとに広告セットを分けて配信していましたが、広告セットを1つに取りまとめることで、広告エンジンの学習の向上を図りました

これまでは、配信面に合わせたクリエイティブを配信するため、あえて広告セットを分割して配信しておりました。
配信面によって獲得効率の変動が発生していたため、新規顧客の獲得CPAに合わせて予算調整を行っていました。

<成果>

広告セットをまとめることで、学習データの集約され、機械学習の促進に繋がるという仮説のもと、効果検証を実施いたしました。

結果としては、新規顧客の獲得CPAが-25%改善いたしました。

さいごに

今回は3つの事例を紹介しましたが、数値改善には下記2点の重要性をご認識いただけたかと思います。

  1. ユーザー視点に立ったクリエイティブ改善
  2. 機械学習を損なわないキャンペーン設計

今回の事例紹介の内容をもとに配信の検討や施策の参考としていただけると幸いです。