2022年2月3日 最新の仕様にあわせて更新

こんにちは。フィードフォースで広告運用コンサルタントをしている船生です。

2021年春以降、Criteoタグの構成が変わり、ローダーファイルとイベントタグを実装する形になりました。

この記事では構成変更を踏まえた設定方法、最新のイベントの種類、正しく設置できたか確認する方法について解説します。

しっかり理解して最新のタグを活用しましょう。

Criteoタグの構成

2021年春以降、Criteoタグの構成が変更になりました。
以前は各イベントのタグのみでしたが、現在は以下の構成になっています。

Criteoタグの構成

ローダーファイル + 各イベントのファイル

詳しく見ていきましょう。

ローダーファイル

Criteoタグの最新のコードは、既存のアカウントであれば、管理画面の「タグ/イベント」>「タグを再定義する」>「直接実装」>「インストール手順」から確認できます。

Criteoタグのコード

現在は、上記画面で一番上に「ローダーファイル」が表示されています。

Criteoタグ ローダーファイル
Criteoタグ ローダーファイル

ローダーファイルは全ページで必須となります。

ローダーファイル自体はイベント名、変数はなく、「ld.js」という外部javascriptを呼び出すのみのタグになっています。

各イベントタグが動作するためには、先にローダーファイルが発火している必要があります

イベントの種類

Criteoタグのイベントは、現在7つあります。

下記の表で「必須」になっているイベントはもちろん、「推奨」のイベントもできるだけ設置することをおすすめします。

Criteoタグ イベントの種類
Criteoタグ イベントの種類

タグの順序付け ローダーファイル→各イベントのタグの順で発火させる

先に述べた通り、ローダーファイル→各イベントのタグの順で発火させる必要があります

Googleタグマネージャーで設定をする際は、ローダーファイルが先に発火するようにトリガーを調整するか、「タグの順序付け」でローダーファイルが先に、各イベントタグがそのあとに発火するようにしましょう。

Criteoタグ タグの順序付け
Criteoタグ タグの順序付け

訪問タグは他のイベント(ホームページタグ~コンバージョンタグ)が発火しない場合に発火させる

訪問タグ(viewPage)は2021年のアップデートで追加されたイベントです。

直接リターゲティングに使用されるイベントではありませんが、最新の仕様では必須のタグです。

管理画面では下記のように説明されています。

訪問タグは、サイトへの実際の着地率と直帰率を収集します。
別のイベントが有効になっていないすべてのページにこのタグを追加してください。

Criteo管理画面より

訪問タグ(viewPage)は、他のイベント(Home~CV)が発火しない場合に発火させるイベントになります。

トリガー設定でHome~CVイベント用のトリガーを除外しましょう。

Criteoタグの発火確認方法

ローダーファイル、Home~CVイベント、訪問タグ(viewPage)の確認方法は下記のとおりです。

ローダーファイルと訪問タグは意図したページで発火していること、
Home~CVイベントは上記に加えイベント、変数が正しく取得できていることを確認
しましょう。

ローダーファイルの確認

  1. 該当のページを開きます
  2. Chromeの開発者ツール(デベロッパーツール、F12キー)を起動します
  3. 「Network」の絞り込み条件に「Criteo」と入力します
  4. [Name]欄で表示された通信をクリックし、[Headers]を確認
  5. 画像のように、「ld.js?a=」で始まる通信を確認
  6. パートナーIDが正しく設定されていることを確認
  7. Status Codeが200になっていることを確認
Criteoタグ発火確認 ローダーファイル
Criteoタグ発火確認 ローダーファイル

Home~CVイベントの確認

  1. 該当のページを開きます
  2. Chromeの開発者ツール(デベロッパーツール、F12キー)を起動します
  3. 「Network」の絞り込み条件に「widget.Criteo」と入力します
  4. ページをリロードします
  5. [Name]欄で表示された通信をクリックし、[Payload]の[Query String Parameters]で取得している値を確認します
Criteoタグ発火確認 Home~CVイベント
Criteoタグ発火確認 Home~CVイベント

各イベント変数の確認方法

Criteoタグ 各イベント変数の確認方法
Criteoタグ 各イベント変数の確認方法

[Payload]の[Query String Parameters] で、「e=vp&p=〇〇〇」のように&でつながった部分の前半がイベント名、後半が変数です。

変数の部分は、イベントによっては%と数字の組み合わせのような、読めない文字列になっている場合があります。これは通信時に変数がエンコードされているためです。

デコード(エンコードされた文字列をもとに戻すこと)してくれるWEBサイトなどを利用して、内容を確認しましょう。

デコードの方法
  1. p=以降の文字列をコピー
  2. こちら( https://tech-unlimited.com/urlencode.html )のサイトで、「デコードする」にチェックし、先ほどコピーした文字列を貼り付け
  3. 変換ボタンを押す

1回でデコードされない場合は、表示された文字列をもう一度デコードすると読めるようになります。

訪問タグ(viewPage)の確認方法

  1. 該当のページを開きます
  2. Chromeの開発者ツール(デベロッパーツール、F12キー)を起動します
  3. 「Network」の絞り込み条件に「widget.criteo」と入力します
  4. [Name]欄で表示された通信をクリックし、[Payload]の[Query String Parameters]で取得している値を確認します
  5. 画像のように、「event?a=」で始まる通信が発生すればOK(イベントはe=vpg)
  6. パートナーIDが正しく設定されていることも確認してください
Criteoタグ 訪問タグ(viewPage)の確認方法
Criteoタグ 訪問タグ(viewPage)の確認方法

まとめ

ここまで、Criteoタグの最新仕様(2022)を解説してきました。

2023年にはついにChromeでのサードパーティCookie廃止など、広告と計測をめぐる環境も大きく変化する途上です。

タグの仕様は媒体のリリースや管理画面でこまめにチェックし、最新の状態を保つようにすることが広告効果の向上にもつながると思います。

この記事がその一助になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。