こんにちは、Feedmaticの齋藤です。

新型コロナウイルス流行の影響で、買い物の楽しみ方が大きく変わった昨今。

これまで実店舗でしか購入してこなかったお客様が、オンラインで商品検討することが増えてきました。

広告においても、実店舗とオンラインそれぞれで最適化するのではなく、それぞれで得たユーザーデータを活用しお客様にとってより最適なタイミング、場所での情報提供が求められるようになりました。

そんななか、小売り業界を中心に費用対効果が高い広告として利用されているCriteo広告に、オムニチャネルメニューβ版が提供されています。(2022年3月現在)

今回は、「Criteo オムニチャネル」の概要から活用例をご紹介します。

Criteoオムニチャネルとは

Criteoオムニチャネルは、オンラインデータとオフラインデータを組み合わせ、店舗やサイト上での販売を促進する広告メニューです。

例えば、店舗を訪れたユーザーに対して自社ウェブサイトのセール情報やウェブ限定アイテムなどの情報を広告配信することでウェブサイトでの購入を促したり、逆にこれまでウェブサイトでしか購入してこなかったユーザーが店舗近くに来訪したときに店舗へ誘導するような広告を配信したりする、といったことが可能です。

ほかにも同様の目的で活用される広告媒体・メニューはいくつかありますが、他媒体と比較したCriteoの強みは世界最大級のオンライン上のコマースデータです。

どういったアイテムに興味があるのかをSKU単位で解析しているため、店舗ユーザーデータと組み合わせることでより最適な商品を最適なタイミングでの情報提供が期待できます。

また、膨大なオーディエンスデータを情報源としてどういったユーザーへ、どのタイミングで、どんなクリエイティブを見せることで成果最大化に繋がるか、といった学習を蓄積しているため、コマースデータを利用した最適化エンジンが優れているという点も特徴です。

Criteoオムニチャネル、選べるターゲティング

Criteoオムニチャネルで利用できるターゲティングは以下の4つです。

新たにGeoターゲティング(ユーザーの位置情報を利用したターゲティング)が利用できるようになりました。

既存のターゲティングとGeoターゲティングを組み合わせて利用することも可能なので、ひとつづつ紹介します。

Criteoオーディエンス、ファネル、フルファネル、オーディエンスタイプ
(Criteo社公式資料「Omnichannel Geo targeting」より)
  • Online User
    • 自社のウェブサイトに来訪したことのあるユーザーデータを利用します。ウェブサイト上のCriteoタグ発火の設定がされているページを来訪したユーザーが対象です。
  • Audience Match
    • 広告主が持つCRMデータをCriteo管理画面へアップロードする手法です。店舗で会員登録したユーザーなど、Criteoタグでは計測できないユーザーが対象です。
  • Geo(Location Audience)
    • 特定の地点を指定し、その地点の近隣にいるユーザーをターゲティングする手法です。
      「自社店舗を中心とした半径5km以内にいるユーザー」など、特定地点から半径3km~250km以内にいるユーザーを配信対象とします。
    • ロケーションを指定するためには、指定したい地点の住所、経度緯度情報が必要です。
  • Audience 拡張
    • Criteoが持つオンライン上の買い物客に関するデータを利用し、優良な新規ユーザーを割り出し配信する手法です。
    • 興味関心や商品カテゴリを指定する「Commerce Audience」と、コンバージョンユーザーを拡張した「Similar Audience」の2種類があります。

Criteoオムニチャネル活用例

Criteoオムニチャネルの目的別活用例を、オーディエンスの組み合わせやオススメのクリエイティブ例とあわせてご紹介します。

実店舗来訪ユーザーに対してWeb購入を促す~Store to Web

WEB購入ユーザー拡大、最適化、Criteo最適化、ダイナミック広告、店舗連動
(Criteo社公式資料「Omnichannel Geo targeting」より)

実店舗来訪ユーザーに対してWeb購入を促す場合は、例えばLocation AudienceとCommerce Audienceを掛け合わせることで、「実店舗から5km以内に住んでいる且つファッションに興味があるユーザー」などのターゲティング指定が可能です。

または、もしCriteoのリターゲティング広告を既に利用していて学習源となるコンバージョンデータが既にある場合は、Similar Audienceと組み合わせるとさらに確度の高いユーザー層をターゲティングすることも可能です。

またこの場合、ECサイトの商品を魅力的に見せることが大切なので、クリエイティブは通常のダイナミックバナーが効果的です。クーポンを活用し、ECサイト限定のセール情報やECサイトで購入するメリットなどを訴求すると良いでしょう。

効果計測は、通常のダイナミックリターゲティングと同様にウェブサイト内に設定したCriteo tagを利用します。

オンラインユーザーに対し店舗来訪を促す~Store to Visit

店舗来店目的、店舗連携、店舗来店ユーザー促進、CRM施策
(Criteo社公式資料「Omnichannel Geo targeting」より)

Web上にいるユーザーに対し店舗来訪を促す場合、例えばオンラインショップ経由で会員登録したユーザー情報など自社が保有するCRM データを活用しつつ、Location Audienceを掛け合わせて店舗近くに住んでいるユーザーに絞り込みをすると、より来店する可能性の高いユーザーへ絞ってリーチが可能です。

またサイト来訪ユーザーとの組み合わせにすると、Webでは会員登録まで至らなかったユーザーでも近くに店舗があると知らせることで店舗での会員登録や購入を促すこともできます。

クリエイティブは、通常のダイナミックバナーに加えて店舗情報を訴求できるフォーマットがおすすめです。

criteoクリエイティブ、クリテオバナー
(Criteo社公式資料「Omnichannel Geo targeting」より)

店舗のセールバナーだけでなく、店舗の住所や影響時間などをダイナミックバナーと合わせて表示することが可能です。


以上、Criteoオムニチャネルメニューの紹介でした。
まだβ版機能ではありますが、「位置情報を活用したターゲティングをしてみたい」「店舗誘導施策としてオンライン広告を利用してみたい」という方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?