こんにちは。フィードフォース feedmaticチーム、広告運用コンサルタントの 牧之瀬 です。

突然ですが、Indeed広告を活用されていますか?
Indeedは世界最大の求人情報特化型検索エンジンで、日々、最新の求人情報が更新されています。多くの求職者が利用していることからも、人材獲得においても重要な集客チャネルとなっています。

Indeedの特徴、最新の動向を踏まえながら、人材会社のWebマーケ担当者や企業の人事担当者がIndeedを活用するためのポイントやIndeed広告を運用するうえでのヒントについてご紹介します。

Indeedとは?

Indeedは求人情報に特化した検索エンジンです。

法人は、2004年にアメリカのオースティンで設立され、2012年に日本でリクルートホールディングスのグループ会社になっています。その後、2013年に日本オフィスが立ち上がりました。

世界最大の求人検索エンジン「Indeed」

Indeedとは、通常の求人メディアとは異なり、求職者の検索キーワードに対して、最適な求人情報を表示させる「求人検索エンジン」です。

Indeedには、求人メディア、派遣・紹介会社、企業の採用ウェブページなど、数万のウェブサイトの求人情報が掲載されています。

ユーザーにとっては、あらゆる採用・求人情報から仕事探しを行えるため、自分にあった仕事を見つけやすい特徴があります。
また、企業側にとってもより多くのユーザーにリーチできるというメリットがあります。

IndeedのTOPページから勤務地や雇用形態・こだわり条件などを入力するだけで求人情報を検索できます。

IndeedのTOPページ
Indeed TOPページ

世界中で毎月2.5億人以上のユニークビジター※1

毎月200万件以上の求人情報が追加されており、ユーザーにとっては会員登録が不要、常に新しい情報が掲載される、希望のキーワードで探せる、企業レビューが見られるなど、面倒な手間もいらずに求人を探せるので、その手軽さもメリットと捉えられています。

また、国内では月間で最大4220万人※2 を超える求職者が閲覧しており、今後の市場動向としてもさらに増えると予想されるでしょう。

※1 Google Analytics, Unique Visitors, 2月 2020
※2 SimilarWeb 2021年3月総訪問数

モバイルファースト

Indeedはスマートフォンからの閲覧や検索、応募に対して使いやすさを追求しています。

実際に、モバイル端末(スマホやタブレット)でIndeedを検索しているユーザーは全体の85%にものぼります。

特にIndeedはアプリの機能向上に力を入れています。
ユーザーへ求人情報をより伝えるための取り組みの1つとしてIndeed上の求人詳細ページがあります。(後述)

また、IndeedはテレビCMなどのプロモーションにも力を入れており、 バイト・転職アプリ新規ダウンロード数で1位を獲得しています。3

※3 App Annie、iOS & Google Play 合計、転職・バイト関連アプリが対象(2020 年 1 月~2020 年 10 月)
( 参照記事:初発表となる、オリコン顧客満足度®調査 「求人情報サービス」ランキングで世界No.1求人検索エンジン*「Indeed」が、総合第1位を獲得 | PR TIMES

Indeed求人詳細ページとは?

Indeed求人詳細ページとは、Indeedドメイン配下で求人詳細情報が閲覧できるページです。
広告をクリックした後にIndeed上で求人詳細ページが表示され、その後指定されたリンク先に遷移します。

求職者が自社サイトに遷移するまでのステップが増えるため、広告主にとってはサイト送客がし辛くなるという点がありますが、一方で、求人企業側と求職者のマッチング精度の向上につながるため、有効求人の獲得率向上が期待できます

Indeed求人詳細ページ

Indeedに掲載したい!掲載方法と注意点

Indeedへの求人情報の掲載方法は2種類あります。1つ目は無料で掲載できるオーガニック求人、2つ目が有料掲載となるスポンサー求人です

それぞれの違いと詳しい掲載方法について解説します。

オーガニック求人とスポンサー求人の違い

無料掲載できるオーガニック求人は以下のリンクから掲載の申込ができます。
メールアドレスやパスワード、求人情報といった必要な情報を送信することで簡単に掲載が可能です。

スポンサー求人の有料掲載枠は、クリック課金型です。

求人掲載に費用が発生する掲載型求人メディアでの広告とは異なり、Indeedは求人がクリックされた時にだけ料金が発生するため、効率よく広告を出稿できます。

オーガニック求人とスポンサー求人の大きな違いは表示機会の数となります。

実際に検索をかけてみると、スポンサー求人枠が上位に来ることが多く、ユーザーの興味を惹きやすいです。

そのため、スポンサー求人を掲載することで求人が見られる機会が増え、応募につながる仕組みになっています。

Indeed スポンサー求人と無料掲載枠

※新着の求人については無料枠でも上位に掲載されることがあります。

Indeedに掲載する3つの方法とそれぞれのメリット・デメリット

Indeedに求人を掲載する方法は下記3つがあります。

  • 直接投稿:Indeedの管理画面に求人情報を直接入力する
  • クローリング:Indeedがサイトをクローリングし、求人情報を取得する
  • XMLフィード:求人情報をまとめたXMLフィードを作成し、定期的にIndeedへ連携する

Indeedへの求人の掲載方法によって、広告出稿・運用において、できること/できないことに違いがありますので、まずは求人の掲載方法について解説します。

直接投稿

Indeedの管理画面上から手動で求人情報を入力して掲載する方法です。
また、Indeed上に応募フォームも用意でき、求職者はIndeed上で応募が可能です。

Indeed直接投稿のメリット

  • 自社で求人ページを持っていなくても求人掲載が可能
  • すぐに掲載可能
  • 求人内容に変更が生じた際もスピーディに修正可能

Indeed直接投稿のデメリット

  • 手動対応のため、多数の求人を掲載したい場合は負荷が高い。修正工数も膨らむ
  • 求職者(ユーザ)を自社ドメインのサイトへ誘導できない

Indeedの直接投稿経由での自社サイト訪問が見込めないため、サイト来訪履歴を活用した他の施策、例えばGoogleやFacebook、Criteoといったリマーケティング/リターゲティング広告配信につなげられません。

一定量の求人(数百件くらい)があり、Indeed以外にもサイトの来訪履歴を活用した他の広告施策を実施している場合は、直接投稿ではなくクローリングやXMLフィードでの求人掲載を検討しても良いでしょう

クローリング

Indeedのシステムがサイトを読み込み、求人情報を収集・掲載する方法です。

求人が掲載されているサイトが利用条件を満たしていれば、自動でIndeedに求人を掲載できます。

クローリングの利用条件

  • 応募方法、仕事内容の詳細、勤務地、 職種名が明記されていること
  • 勤務地には少なくとも都道府県、市区町村の記載があること
  • 1職種=1勤務地=1URLの形になっていること

クローリングによるIndeed掲載のメリット

  • Indeedのシステムが自動的に求人情報を収集・掲載してくれるので、求人を掲載するための工数がかからない
  • 大量の求人を掲載可能
  • サイトで応募するフローになるため、応募者データの蓄積やサイトの来訪履歴を活用した他の広告施策への展開が可能

クローリングによるIndeed掲載のデメリット

  • 職種名や求人詳細情報などの表示の仕方をコントロールできない
  • サイトをクローリングされるタイミングが不明確
  • サイト構成に変更が生じた際に、求人情報が正確に取得されない可能性がある

クローリングを活用されているという企業様は、一定量の求人(数百件くらい)があり、Indeed以外にもサイトの来訪履歴を活用した他の広告施策を実施しているかと思われます。

そういった方には、職種名や求人詳細情報などの表示最適化による広告成果向上の観点から、クローリングではなくXMLフィードでの求人掲載を推奨します。

クローリング掲載の注意点

クローリングは一定の規則性に沿って行われますので、下記のような変更があった場合は、すべての求人の求人情報を正確に取得できない可能性がありますので、注意が必要です。

  • サイトのデザインやURLの構成を変更する
  • 求人一覧ページの構成を変更する
  • 同じ案件のURLが頻繁に変更される
  • 同一URLのページ内容 (LP) をまったく違う原稿に書き換える

XMLフィード

求人情報をまとめたXMLフィードを作成し、定期的にIndeedへ連携する方法です。
広告出稿が必須ではありますが、直接投稿型やクローリングのデメリットを解消できる
のが、XMLフィードとなります。

XMLフィードのメリット

  • 職種名や求人詳細情報などの表示の仕方をコントロール可能
  • データフィードをチューニングすることで、獲得を強化したい特定求人群のみ広告配信を強化する等のキャンペーン構成に変更可能
  • サイト構成に変更が生じた際でも安定的に求人掲載が可能
  • サイトの求人掲載開始/終了の時刻に合わせて、IndeedへのXMLフィード連携時刻を指定可能。常に最新状態の求人情報・件数を掲載可能。
  • クローリング同様、サイトで応募するフローになるため、応募者データの蓄積や自社サイトの来訪履歴を活用した他の広告施策への展開が可能

XMLフィードのデメリット

  • データフィードベンダーにXMLフィードの作成/運用を外注する場合は、コストが発生する
  • 自社求人データに不具合が生じると、XMLフィードも連動して不具合が生じる可能性がある

求人件数によりますが、弊社がオススメする広告成果を最大限高めるために最適な掲載方法は”XMLフィード”です。

XMLフィードを活用することで、職種名や求人詳細情報などの表示を最適化でき、キャンペーン構成も柔軟に変更可能なため、改善施策の幅を非常に広くできます。

Indeed広告に本格的に取組み、成果改善を重ねていきたいという方はXMLフィードでの入稿を推奨します。

上記の掲載方法のメリットデメリットを踏まえ、どの掲載方法が最適かご確認いただければと思います。

求人掲載に関するガイドライン一覧

掲載方法に関わらず、求人内容によって掲載されないケースがありますので、掲載基準などについては下記をご参照ください。

■求人掲載に関するガイドライン
https://Indeed.force.com/employerSupport1/s/article/115005915763?language=ja

■掲載できない求人情報
https://Indeed.force.com/employerSupport1/s/article/360022404231?language=ja

■Indeedで求人情報が表示されない理由。掲載基準を見直してみようhttps://jp.Indeed.com/%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%BA%83%E5%91%8A/c/info/Indeeds-acceptability-standard-of-advertisement

■ポリシー 重複している求人情報
https://Indeed.force.com/employerSupport1/s/article/115005916103?language=ja

Indeed広告を活用するメリット

最後にIndeedを活用するメリットと有効活用するポイントを紹介します。

多くのユーザーに求人情報を届けられる

圧倒的なユーザー数を誇るため、求人メディアだと埋もれてしまいがちな求人でもアプローチできます。
またユーザーの検索内容に応じて表示される求人も変化するため、タイトルや説明文の工夫次第では、表示回数・クリック回数の増加が見込めます。

CPC相場は20~60円程度(スポンサー求人)

一例となりますが、弊社で運用した実績では、GoogleやYahoo!のリスティング広告と比較してCPCは安価に配信できます。
また、最低入札金額が15円からとなっているため、少額からテストしていくことも可能です。

※求人の業種や他社の掲載状況によって変動するため注意が必要となります。

1応募1000円で応募獲得できることも(スポンサー求人)

求人情報やキャンペーン構成を最適化することで安価に応募を獲得できます。
ターゲットを明確に決めて、求人タイトルと求人原稿をデータフィードを使ってチューニングしていくことが成功のカギになります。

Indeed広告活用のポイント

求人情報の最適化

直接求職者の目に触れる求人情報を最適化することは、求職者に求人情報を正確に届けかつミスマッチをなくすためにも非常に重要です。

訴求したい要素や求職者の判断基準となる要素は説明文の前半にしっかり含め、表示させることがCVRの改善につながります。

例えば、各求人のオススメポイントなど求職者の興味を惹く文言を先頭に配置するなどの施策は有効です。

一度、求人掲載した後もCTRやCVRの変化を見て求人情報をブラッシュアップしていくことがIndeed広告の成果最大化につながります。

キャンペーン構成(スポンサー求人)

有料広告で成果を最大化させるためには、適切な入札価格での配信が重要です。

例えば、50円の入札価格で上位表示できる求人もあれば、100円の入札価格でも上位表示できない求人もあります。

競合企業が多ければ多いほど入札金額は高くなりますし、検索数が多ければ、表示機会が増えるため、入札金額は低くても配信量を増やせます。

そのため、「勤務地」、「雇用形態」、「職種」によって入札相場を考慮した適切なキャンペーン構成の設計が重要です。

Indeed広告の知識が豊富な広告代理店に依頼する

Indeed広告の運用においては、キャンペーン管理画面での運用だけでなく、データフィードを活用した求人最適化を行うことで、応募数および採用数の拡大につながります。

また、Indeedには認定パートナー制度があります。
認定パートナーとはIndeed 広告の販売代理店として公式に認定された広告代理店を指します。
Indeed広告の知識や経験が豊富な、認定パートナーとなっている広告代理店に相談するのも良いかと思います。

Indeed認定パートナー制度:https://jp.indeed.com/hire/adpartner

さいごに

本記事ではIndeedへの掲載方法から有効活用するポイントまでご紹介しました。

Indeedは圧倒的なユーザー数を誇り、求人数も多く、求人の入れ替わりも短いスパンで行われています。そのため、効果的に応募獲得するために、求人情報の改善など定期的に施策を展開していく必要があります。

まだIndeedへ掲載をしていない企業様は本記事を参考に掲載することをオススメします。
すでにIndeedへ掲載をしている企業様は有効活用するためのポイントを確認いただき応募効率改善につなげていただければ幸いです。

求人数が多い事業者様は、直接投稿やクローリング型で行おうとすると大きな負荷になりますので、データフィードでの運用を検討してみてください。